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さすけさんさすけさんさすけさん
2011年 09月 10日 |
さすけさん、9月6日夕方、天国へ行ってしまいました。


4日辺りから御飯をほとんど食べなくなってしまい、脱水症状だけは避けないといけないので病院で補液注射はしてもらってました。
5日、朝御飯を食べてくれず、会社が終わってから病院で補液注射をしてもらいました。
6日、やはり朝御飯を食べてくれないので病院へ。「食べない」という事も肝臓へ負担がかかってしまうので、点滴で栄養を入れることになり、1日入院となりました。会社が終わったら迎えにくるからね、頑張って点滴してもらうんだよ、と別れの挨拶をして会社へ。
お昼頃、病院から電話があり何事かと思ったら「エコーで見る限り、膵炎が悪化しているように見えます。そして貧血が酷いので、輸血が必要になった時に備えて、すずちゃんを連れてきてもらうことは可能ですか?」とのこと。
会社を早退して急いで家に戻り、すずちゃんに事態を説明して一緒に病院へ。
血液型が合うかどうかの検査に2時間位かかるのでお待ち下さいと言われ、病院近くのファミレスで待機していたら、また病院から電話、「さすけちゃんの容態が急変しました、今すぐきてください」と言われました。
点滴中に急に嘔吐し、そこから苦しみだしたとのことでした。
わたしの顔を見て、苦しそうに数回鳴いて、いっしょうけんめい頑張ってくれました。
一回心臓が止まっても「戻っておいで!」と言ったら戻ってきてくれました。
わたしが耳元で呼び続けて、それに応えようとがんばってがんばってがんばって、逝ってしまいました。

まだ7歳でした。辛いです。辛いです。喪失感がものすごいです。
まるで意味が無いことはわかっていても、自分を戒めることしかできません。
家じゅう、どこを見てもさすけさんが居ない、と思ってしまいます。
居間も台所も寝室もトイレもお風呂も、わたしが行くとこはどこでもついてまわる子でした。
帰宅すると走って玄関に迎えに来てくれる子でした。
わたしのヒザの上が大好きな、甘ったれ坊主で寂しんぼうでした。
すずちゃんと下僕のことが大好きで大好きで大好きでした。だって病院に下僕を「呼ぶ」ならまだしも同居猫まで「呼ぶ」子なんて聞いたことないわ!おかげで家族総出で看取ることが出来たからありがとうだけど!

おうちに連れて帰って、最後の夜はさすけさんを定位置(左腕枕)に抱っこして、すずちゃんも定位置(足の間)に収まって、家族みんなで眠りました。
朝、硬直が解けて丸くなった姿は、いつものお昼寝姿にしか見えませんでした。
「起きないの?」って何度もからかってしまうくらい、穏やかな顔でした。

今はお骨になって、おうちに帰ってきています。本体はね。
さすけさんはたぶん、その辺をうろうろしている気がします。
すずちゃんが時折、「あ!」って顔で虚空を見つめるので、そのたびに「その本能わけてぇぇぇぇ!」ってすがってるんですけど、わけてくれません。さすけさんに逢いたいよう。辛いなぁ。お骨にする前にさんざん「ちゃんと下僕のとこに戻ってくるんだよ!」って言い聞かせたので、そのうち別の身体でひょっこり戻ってきてくれるかなぁ。

7年間、わたしはものすごく幸せでした。
さすけさんも世界一幸せな猫だった!と胸を張っていえます。
でも、だから、辛いです。夜、布団に入ると左腕枕を目指して走ってきた子が、もういません。毎朝すずちゃんと「さすけさんが居ない○日目だねぇ」って確認して泣いてしまいます。さすけさんが居た日常に戻るんじゃなくって、居ない日常に慣れないといけないんですけどね。
もうちょっと時間がかかりそうです。

さすけさんを好きでいてくれた皆様、ありがとうございました。
わたしは大丈夫です。仕事の締切は迫ってくるし、すずちゃんをしっかり育てあげねばなりません。
だから、何年後でもいい、どんな身体でもいい、さすけさんが迷子にならずに下僕のとこに戻ってこられるよう、祈ってあげてください。
by samuge-nikukyu | 2011-09-10 10:59 | ニャンズ |
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